12月で10周年を迎えることができました②

歯科インプラント治療を中心としたクリニックとして10年が経ちました。
前回のブログで記した通り、新規でクリニックを開院してから、10年間でインプラントの埋入本数は約770本でした。
その中で、オールオン4治療は10年間で約50症例を行わせていただきました。

オールオン4治療は当院のホームページにも記載してありますが、特徴としては、

・インプラントの埋入手術当日もしくは翌朝に固定性の歯を装着
・97%以上の高い成功率
・最少4本のインプラントによる治療費の削減
・骨移植が必要なし
・審美性が高い上部構造
・清掃しやすい上部構造

と、利点がたくさんある治療です。
ただ、専門性が求められる歯科インプラント治療ですので、予め、術前にしっかりと説明していただける医院選びが大切だと思います。

12月で10周年を迎えることができました①

本日、10周年を迎えることができました。

10年前の2012年12月3日にオープンし、当時からインプラント治療に注力してまいりました。
当院においてのインプラントの実績について、ご説明したいと思います。

10年間でインプラント埋入本数は約770本、観察期間10年の成功率(CSR)は約98%となっております。(※約2%はインプラントをやり直しをさせて頂いて、最終的には100%の患者様に補綴装置を装着しております。)
この当院のデータは、世界中の口腔インプラント専門医の論文のデータに見ても、高い成功率です。

開院当時は、手術当日に仮歯が入る『即時荷重治療』は珍しく思われていましたが、だんだんと周知されてきたように感じております。
また、総入れ歯など、歯が無くてお困りの患者様はたくさんいらっしゃるのが現状です。そのような患者様を救うインプラント治療である、『オールオンフォー治療』のお問い合わせが増えてきました。
さらに、他歯科医院様からのご紹介も多くいただくようになりました。

10周年を迎えることができたのも、ひとえに患者様・関係者の皆様のおかげです。
これからも患者様が安心して治療を受けていただけるように、スタッフ一同
日々精進してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

岩元歯科クリニック守谷
院長 岩元健剛

第26回公益社団法人日本顎顔面インプラント学会で発表をさせていただきました。②

ノーベルバイオケアのランチョンセミナーでは、マロクリニック東京の院長下尾嘉昭先生のX-Guideについての講演を拝聴しました。
また、口腔がんの再建のための骨造成やインプラントについての発表などもあり知見を深める事ができました。

また、実行委員の先生方、本当にお疲れ様でした。たくさんのご配慮ありがとうございました。

第26回公益社団法人日本顎顔面インプラント学会で発表をさせていただきました。①

11月26日(土)と27日(日)に第26回公益社団法人日本顎顔面インプラント学会に参加してきました。26日(土)は医院を休診させていただきました。患者様にはご迷惑をおかけいたしました。
今回は、当院で治療したオールオン4コンセプトについて6年以上経過した症例を発表させていただきました。
また、私のインプラントの師匠でもあるMalo Clinic Tokyoの下尾嘉昭院長の講演も聴いて大変勉強になりました。下尾先生、いつもインプラントのアドバイスを頂きありがとうございます。
また今回の学会発表にあたり、たくさんの方にお世話になりました。ご指導、ご協力くださったMalo Clinic Tokyoの先生方・スタッフの皆さま、ありがとうございました。

下顎最後臼歯の単独インプラントのコツ

今日もインプラントの手術を行っていました。本日は下顎最後臼歯の単独インプラントでした。
最後臼歯のインプラントは色々とコツあります。
理由として以下のことが挙げられます。

・咬合力が加わりやすい
・下顎最後臼歯部は非可動の角化歯肉が少ない
・下顎最後臼歯部は下顎管が近接している場合が多い
・開口制限のある患者様は補綴操作が困難な場合がある

以上が大まかな理由です。
その為に本日は『X-Guide』を使用し手術を行いました。また、さらにワックスアップのコンバージョンしているステントも使用し、
埋入方向のダブルチェックを行い、正確な埋入ポジションで埋入できました。

今度も専門的なインプラント治療を追求したいと思います。
また今週末は『顎顔面インプラント学会総会』の発表を控えており、ここ1か月半はインプラント漬けです。
良い発表ができるように頑張りたいと思います。

インプラントの出張手術

夏から秋にかけて、インプラントの出張手術のご依頼をたくさん頂いてました。

下記のシーンは京成立石の『奥戸いろは歯科・矯正歯科』さんでの一コマです。垂直的な骨造成と同時埋入したインプラント手術でした。垂直的な骨造成は、インプラントの最終補綴装置が咀嚼運動で機能してからの予知が肝心です。というのは、インプラント周囲の骨吸収が起きることがあるからです。そのため、当院では手術だけでなく最終補綴装着後のメンテナンスにも重点的に行ってます。メンテナンス主導型のインプラント治療が広まれば幸いです。

インプラントの勉強会をやりました②

連続投稿となりますが、先日、『On1 concept』をテーマで勉強会をやりました。場所は茨城県歯科医師会館です。いつも、歯科医師会館の職員の方には感謝です。

『On1 concept』とは単独歯用のインプラント補綴の“要”と言っていいほど、良いシステムです。当院では5年ほど前から導入し、開発者のフランス・パリで開業されている、Dr. Bernard Touatiに直接、ご教授して頂きました。とても、日本の獺祭が大好きな素敵な紳士です。今後も当勉強会であるSSITを通じて、On1の様々な使い方を紹介できたらと思います。

インプラントの勉強会をやりました①

先日、茨城県歯科医師会館でインプラントの勉強会をやりました。切開線の解説を中心に皆さんでディスカッションをしました。
最近、参加される先生が増えてきて活気があります。
今後は、ドリリングの復習などもやりたいと思います。

新しい麻酔薬(アネレム)を導入しました。

静脈麻酔による無痛治療で用いる薬として、新しい麻酔薬「レミマゾラムベシル酸塩(商品名アネレム)」を導入しました。

血圧低下、心抑制などの循環動態変動への影響が少なく、速やかに代謝される超短時間作用型として期待できるお薬です。

当院では患者様に安心して手術•処置を受けていただけるように日々情報を収集し、研鑽に努めております。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

歯を削る器具の滅菌

当院の衛生・滅菌機器をご紹介致します。
こちらは『DAC』という機器で、タービン、5倍速コントラなどの歯を削る器具専用の滅菌器です。これは当院では、2代目の『DAC』です。開業当初から10年間このシステムを採用してます。患者様ごとに滅菌した物を使用しています。その為、当院のタービン、5倍速コントラは、20セット以上あります。
患者様にはご安心頂けるかと思います。