narrow implantの有用性

先日、narrow implant(細めのインプラント)をかなり多用したインプラントの手術をおこないました。
narrow implantを使用することにより、“骨移植の最小限化”と“インプラント‐インプラント間の距離の確保による清掃性の向上”など、メリットはかなりあります。
またデメリットとして、直径が細いインプラントであるため力学的な不利はあります。例えば、『大臼歯部には使えない』。などです。その為、適切な埋入配置と計画が必須です。今後、SSITで解説していければと思いました。15年前になりますが、2009年の日本口腔インプラント学会総会での『ナローインプラントの臨床的検討』の発表と当時、医局の皆さんに教えてもらった事を思い出しました。