第8回NobelGuide Planning教室合同カンファレンスに参加しました。

第8回NobelGuide Planning教室合同カンファレンスに参加してきました。
私のインプラント治療の師匠である、Malo Clinic Tokyo院長の下尾嘉昭先生がX-Guideのセッションで座長をされてました。質疑応答では、X-clipの固定の仕方と、全顎的な症例におけるX-Guideの工夫について、非常に勉強になりました。下尾先生をはじめ、発表された先生方、お疲れ様でした。

インプラント周囲のセメントの残留について

先日、他院さんで埋入されたインプラントが周囲炎になり抜去をしました。理由は、レントゲンではインプラント周囲に骨吸収がインプラントの長さの半分ほど認められたため、また症状としてインプラント周囲の痛みがあることから、インプラント抜去と至りました。また抜去時、インプラント周囲をよく観察すると、とても大きなセメントの塊が出てきました。レントゲン造影性が無いセメントであったため、レントゲン所見では判断がつかないものでした。
これらのことから、スクリューリテインタイプのインプラントは安全です。また、『アバットメントレベルのスクリューリテイン』が最もインプラントの骨吸収を予防してくれます。
このケースでは、予後不良なインプラントを抜去し、新たにインプラントを埋入しました。アバットメントレベルは“On1”を使う予定です。
   

ノーベルバイオケア社から表彰盾を頂きました。

約6年前より、歯科医師・歯科衛生士向けに歯科インプラント治療の勉強会である、“SSIT(Study of Standard Implants Treatment)”を定期的に行ってました。このことがノーベルバイオケア社に公式に認められ、表彰盾をいただきました。微力ながら、歯科インプラント治療の前進に貢献した事を認められ、とても光栄に思います。
今後もSSITを宜しくお願い致します。日々、歯科インプラント治療の追及を頑張りたいと思います。

歯科恐怖症や嘔吐反射に対する当院のインプラント治療について

歯科恐怖症や嘔吐反射に対する当院のインプラント治療について、

・静脈内鎮静法(静脈麻酔)
・全身麻酔器による導入

上記二つを当院では取り入れています。
特徴としては、患者様は『ほぼ眠ったままの状態』で手術をお受けできます。歯科恐怖症と嘔吐反射の患者様は、傾向として長年歯科医院に通院できず、お口の中全体にコンプレックスをお持ちの方が多いです。しかし、上記二つの方法で治療はまとめて計画的に行うことができますので、患者様には、良い評価を頂いております。
また、インプラント治療同様に保険外診療となりますので予めご了承ください。