オリジナル器具

以前に私自ら製作した、オリジナル器具を紹介したいと思います。これは、上顎洞の手術や頬骨のインプラント手術に使う専用の器具です。頬骨用の鈎(リトラクター)です。中顔面において頬骨が張っている場合、非常に有用です。久々に使用してみました。

各インプラントのミニ実習

今朝は、スキマ時間を利用して、インプラントのミニ実習をおこないました。当院では、ホームページにも記載がある通り、ノーベルバイオケア社とストローマン社のインプラントを扱っております。いづれも優秀なインプラントメーカーで、おそらく日本で扱っているブランドの中でも一番高級です。そこで今回は、二社の違いや特徴の確認をスタッフ全体でおこない、実際に模型に実習用インプラントで埋入をおこないました。スタッフもインプラントに関して、だいぶマニアックになっていきますので良い傾向だと思ってます。

インプラント治療の勉強会

インプラント治療の勉強会をおこないました。
アバットメントの話を中心に解説しました。埋入直後もしくは二次手術時にアバットメントの装着をすると、インプラント周囲骨の吸収を可及的に減らすことができます。この『Zero Bone Loss Concept』が今後の主流になるのは間違いないと思われます。

オールオン4の術中の咬合採得の改良

先月、オールオン4の手術をおこないました。
今回は噛み合わせが複雑なのと、対合歯の補綴治療があり、私が1stプロビジョナル(最初の仮の歯)を製作しました。私自身、技工は学生の頃から得意であり、オールオン4のプロビジョナル製作は慣れてます。しかしながら、術中の咬合採得と咬合器上の正確な再現が難しいのです。当然、セデーション下であり顎位も変わっているのが大きいと考えております。そこで、下顎のインサイザルエッジポジションから、強固に固定して誘導する方法を考えました。これが非常に咬合器上の再現性が良く、簡便にプロビジョナルを製作する事ができました。
今後、勉強会などで紹介できればと思います。

タービンの滅菌器のメンテナンス

歯を削る器械専用の滅菌器のメンテナンスをおこないました。歯を削る器械とは、タービンやコントラアングルと呼ばれるものです。一般的な虫歯を削る機械の事です。しかしながら、これらの器械が飛沫感染の原因になる可能性があります。そこで当院では、『DAC』と言うタービン・コントラアングル用の滅菌器を取り入れてます。患者様ごとに滅菌された清潔な器械を使用しております。維持コストがかなり大変なのですが、感染対策を第一に頑張っていきたいと思います。
対応して頂いた業者の方には感謝でいっぱいです。