口腔外科手術とコロナワクチン

日本口腔外科学会から口腔外科手術におけるコロナワクチンの指針が発表されました。
下記をもとに当院でも口腔外科手術やインプラント手術に取り組んでいこうと思います。

・(公社)日本口腔外科学会HPより一部抜粋

局所麻酔手術(抜歯など)

 手術    ⇒    ワクチン接種
  (抜糸後、1週間以上の間隔)

 ワクチン接種⇒    手術
  (3日以上)

コロナワクチンを接種した患者様でご不明な方はお問い合わせください。

コロナワクチンの接種が完了しました。


新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を2回とも無事に完了しました。
現在、スタッフもワクチン接種を開始しております。
患者様には安心してご来院していただければと思います。
                 
       岩元歯科クリニック守谷 
           院長 岩元健剛

Malo Clinic Tokyoでの研修

先日、私と主任歯科衛生士の山田さんとMalo Clinic Tokyoでナビゲーション手術システムのX-GuideとX-Markの研修を受けました。非常に精密な手術が達成できるシステムです。山田さんは、直接、外科チームの上杉先生に丁寧に丁寧に教えて頂きました。山田さんは興味津々に熱心に聞いてました。

下尾先生をはじめ、皆様に色々とご教授をいただきありがとうございました。

オリジナル器具

以前に私自ら製作した、オリジナル器具を紹介したいと思います。これは、上顎洞の手術や頬骨のインプラント手術に使う専用の器具です。頬骨用の鈎(リトラクター)です。中顔面において頬骨が張っている場合、非常に有用です。久々に使用してみました。

各インプラントのミニ実習

今朝は、スキマ時間を利用して、インプラントのミニ実習をおこないました。当院では、ホームページにも記載がある通り、ノーベルバイオケア社とストローマン社のインプラントを扱っております。いづれも優秀なインプラントメーカーで、おそらく日本で扱っているブランドの中でも一番高級です。そこで今回は、二社の違いや特徴の確認をスタッフ全体でおこない、実際に模型に実習用インプラントで埋入をおこないました。スタッフもインプラントに関して、だいぶマニアックになっていきますので良い傾向だと思ってます。

インプラント治療の勉強会

インプラント治療の勉強会をおこないました。
アバットメントの話を中心に解説しました。埋入直後もしくは二次手術時にアバットメントの装着をすると、インプラント周囲骨の吸収を可及的に減らすことができます。この『Zero Bone Loss Concept』が今後の主流になるのは間違いないと思われます。

オールオン4の術中の咬合採得の改良

先月、オールオン4の手術をおこないました。
今回は噛み合わせが複雑なのと、対合歯の補綴治療があり、私が1stプロビジョナル(最初の仮の歯)を製作しました。私自身、技工は学生の頃から得意であり、オールオン4のプロビジョナル製作は慣れてます。しかしながら、術中の咬合採得と咬合器上の正確な再現が難しいのです。当然、セデーション下であり顎位も変わっているのが大きいと考えております。そこで、下顎のインサイザルエッジポジションから、強固に固定して誘導する方法を考えました。これが非常に咬合器上の再現性が良く、簡便にプロビジョナルを製作する事ができました。
今後、勉強会などで紹介できればと思います。

タービンの滅菌器のメンテナンス

歯を削る器械専用の滅菌器のメンテナンスをおこないました。歯を削る器械とは、タービンやコントラアングルと呼ばれるものです。一般的な虫歯を削る機械の事です。しかしながら、これらの器械が飛沫感染の原因になる可能性があります。そこで当院では、『DAC』と言うタービン・コントラアングル用の滅菌器を取り入れてます。患者様ごとに滅菌された清潔な器械を使用しております。維持コストがかなり大変なのですが、感染対策を第一に頑張っていきたいと思います。
対応して頂いた業者の方には感謝でいっぱいです。