出張手術での即時荷重インプラント治療の一工夫について

先日のインプラントの出張手術では新しい試みをおこないました。時短でインプラントの仮歯(プロビジョナル)を製作するという、尚且つ、即時荷重インプラント手術で出張先のクリニックでおこなうという、高度なミッションでした。そもそも、即時荷重インプラント治療とは。手術時間と仮歯製作、仮歯装着が全てバランス良く、時間配分も良くないと時間がかかってしまう治療です。私たちも10年くらい前では、『部分欠損のインプラント症例』において、朝から手術が始まり、夕方に終わる、という事がしばしばありました。そこで今回は、出張先でおこないますから、想定した時間通りに、手術から仮歯装着をおこないたい訳です。新しい試みをおこなった方法は、〝時短模型製作〟です。とても精度良く、短時間で作業用模型ができました。まだ多少改善の余地がありますので、最終的な手順が完成したら、SSITなどで報告したいと思います。