Malo Clinic Tokyoのオールオン4コースに参加しました。

先日、私のインプラントの師匠である、下尾嘉昭先生が主催するMalo Clinic Tokyoのオールオン4コースに参加してきました。毎回、オールオン4の実習コースは非常に手術手技・知識において気づかされることがたくさんあります。中でも、テーパージョイントのインプラント全盛の中、エクスターナルのインプラントとマルチユニットアバットメントが未だに良い理由や補綴装置の設計の考え方など、非常に細かい部分を再認識できました。インプラント治療とは、例として例えますと、『咬合力と細菌との闘い』みたいなものです。これを我々インプラント専門医が、どのように考えるかが重要です。例えば、下顎骨のような長管骨に対し、何故、エクスターナルとマルチユニットアバットメントの無歯顎に対するインプラント治療が良いか?では、上顎骨ではどうなのか?本来のテーパージョイントのインプラントの使い方は?ザイゴマインプラントの本来の適応症は?補綴装置の20年後のリペアの考え方は?などと、インプラント治療において将来的には、たくさんのテーマがあります。
今後も、どんどん専門性の高い口腔インプラント治療を追求し続けたいと思います。