オールオン4の術中の咬合採得の改良

先月、オールオン4の手術をおこないました。
今回は噛み合わせが複雑なのと、対合歯の補綴治療があり、私が1stプロビジョナル(最初の仮の歯)を製作しました。私自身、技工は学生の頃から得意であり、オールオン4のプロビジョナル製作は慣れてます。しかしながら、術中の咬合採得と咬合器上の正確な再現が難しいのです。当然、セデーション下であり顎位も変わっているのが大きいと考えております。そこで、下顎のインサイザルエッジポジションから、強固に固定して誘導する方法を考えました。これが非常に咬合器上の再現性が良く、簡便にプロビジョナルを製作する事ができました。
今後、勉強会などで紹介できればと思います。